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強いくせ毛に縮毛矯正をかける時に気をつけるべき点は!?美髪でいるための方法!!

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縮毛矯正をかける前縮毛矯正のお話し
この記事は約5分で読めます。

本記事は、強いくせ毛で縮毛矯正をかけているけど、縮毛矯正のために、傷んでしまってなかなか綺麗にならない人に向けて書いています。

結構大事なことを書いていくので、参考にしてみてください。

強いくせ毛に縮毛矯正をかける時に気をつけるべき点は!?美髪でいるための方法!!

強いくせ毛に対して美容師の立場からすれば、おおむね以下のことが考えられます。

  1. 強い薬を使う
  2. 時間を長く置いて薬を浸透させる
  3. アイロンをしっかりとかける

これは、美容師の立場として半分正解で半分間違っています。

それは以下の理由からです。

髪が細い、もしくは柔らかい場合

強いくせ毛には強い薬は一見正解のようにみえますが、髪の質に対して考慮していないことになります。

例えば、髪の表面にはキューティクルという髪の鎧があり、髪を守る役目もしていますが、硬い毛と柔らかい毛だとキューティクルの枚数が違います。

硬い(太い)毛だと8~10枚、柔らかい(細い)毛だと5枚前後と言われています。

こちらは、ミルボンのサイトです。詳しく知りたい方は覗いてみると良いです

もう硬くて太い髪質に悩まない! 硬毛の特長とケア方法
硬い髪(硬毛)について特徴やケアの方法を紹介します。

その髪に対して強いくせだからといって、強い薬を塗布していくとどうなるか!?

想像がつくでしょう。

髪の結合を切るパワーはあっても、髪を膨潤させるアルカリ剤が少ない薬を選ぶのが正解になります。

なので、半分正解で半分間違いです。

薬に関しての章

この章に関しては、小難しいことを書いていきますので、(笑)

一般の方は飛ばしても平気なので読みたくない方は下記のボタンをクリックしてください↓↓↓
ここをクリック!

縮毛矯正剤(パーマ剤)は、大きく分けて3つの強さを決める大事な要素があります。

  1. PH(ピーエイチ)
  2. アルカリ度
  3. 還元濃度

一つずつ説明していきます。

PH(ピーエイチ)とは!?

簡単に言うと、学生時代に習ったアルカリなのか、酸性なのかをはかる値です。

pHとは水溶液の性質を知るために必要な単位です。

pHとは、水溶液の性質をあらわすひとつの単位です。ちょうど長さをあらわすのに「m」(メートル)という単位があるように、水溶液の性質を知るために必要な単位なのです。(LAQUA   水質計測総合サイトより)

URL:https://www.horiba.com/jp/application/material-property-characterization/water-analysis/water-quality-electrochemistry-instrumentation/the-story-of-ph-and-water-quality/the-story-of-ph/preface/

PH7が中性として低ければ酸性で、高ければアルカリ性です。

基本、縮毛矯正で良く使われるチオグリコール酸はアルカリ性の時に働くので、高めに設定してあります。(一部中性や酸性で働く成分もあります)

アルカリ度とは!?

毛を膨潤させて中に入り込むのを促進する作用があります。ただ、これがあることで、髪が傷む原因にもなります。

その他、髪に残ることで傷みを促進したりします。

還元濃度とは!?

髪の結合をどのくらい切ってくれるのかを表す単位です。弱いパーマ液だと1~3くらい、強い物は7~10ぐらいです。

ちなみにこれが高いから必ずしも傷むわけではありません。

なぜなら2剤(2液)で繋ぐ作用をするので、理論上切っても繋げば良いからです。

まとめると

 

PHアルカリ度還元濃度
特性アルカリか酸性を表す値アルカリがどのくらいの量なのかを表す値結合を切る力ががどのくらいなのかを表す値
主な働き薬を活性させる髪を膨潤させ、中に入れ込む働きをする毛の結合を切る
ダメージ度合いダメージに少し関係するダメージに深く関係する理論上あまり関係ない

※実際はもっと複雑ですがわかりやすく説明するため簡単に書いていますのでご了承ください

強いくせ毛に縮毛矯正をかける時の注意点

まずは、髪質をみます。

太い、細い、柔らかい、硬いなどです。

次にダメージ度合いをみます。

傷んでいる、素髪などです。

履歴も聞きます。

カラーをしているのか、パーマをしているのか。

いつしているのかなどです。

この辺は触ったり聞いたりして確かめます。

その上で最小限のダメージで施術出来る薬を選びます。

ここが美容師の腕の見せ所です。

しっかりと出来れば成功する確率が大幅に上がります。

先日の施術例です。

縮毛矯正をかける前

縮毛矯正の途中工程

 

縮毛矯正をかけた後

ほぼ乾かしただけです。こうなればかなり楽になりますね!!しかもダメージも抑えた施術をしています。

アルカリ度を抑えて、還元濃度を上げて施術しています。毛先は完全保護をかけて傷まないように!!

施術終了後もしっかりとホームケアをする

施術した後も、ここで終わりではありません。

ここからが、あなたの出番です。

家でのケアをしっかりとしてあげて綺麗な髪を維持しましょう!!

ホームケアといっても難しいことはありません。

ケラスターゼハホニコなど優秀なシャンプーやトリートメントが出ていますので、使ってみてください。

乾かす前や後には、アウトバストリートメントをつけて保護しましょう!!

※リンクは楽天に行くようになっていますので見てみてください。

お店に来れる人はお店でも購入出来ます。(在庫が無い場合もあるので、お店にお問い合わせください)

強いくせ毛に縮毛矯正をかける時に気をつけるべき点は!?のまとめ

本記事は強いくせ毛に縮毛矯正をかける時に気をつけるべき点について書いてみました。

少し難しい箇所もあったと思いますが、そのぐらいいろいろ考えて施術しています。

綺麗な髪になるためには、美容師とあなたの努力が必要になってきます。

ぜひ綺麗になって楽しい毎日を過ごしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!!

 

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